いつもエリシオン真美ケ丘またアネックスのHPをご覧いただきありがとうございます。
先日、身体拘束委員会での一コマを皆様にお知らせしたいと思います。
毎月1度、委員会が集まって現在の身体拘束の状況を話し合う、というのは皆様にはお知らせ済みかと思います。
先月の委員会で一つ課題が与えられていたので、今回話合うことができたのでご報告したいと思います。
それは。。。
「車いすの座り心地」です。
どうしても車いすを使用しなければ、生活できなくなってしまった方々。その方々の気持ちを体験してほしい、という課題です。
忙しい時間をぬって体験した報告がされました。
☆板の上に座っているようだ
☆おしり・背中が痛い
☆廊下で車いすに乗っていると邪魔になっているんじゃないかと思ってしまう
☆筋力低下していくのがわかる
☆自分の場所は車いすの上だけだ・・と思ってしまう
☆自分の想いが伝えられない方は、ただただ座らされているだけ・・
☆声かけと移動が同時に行われた時の恐怖感は大きい(声かけをして、確認してから移動をする)
☆思っていた以上にスピード感があった
☆車いすに乗ってエレベータに乗るとふわふわして酔いそう
などなどの意見が出されました。
車いすってつらいだろう。。と私たちはいつも思っています。
けれど、体験することによって気を付けていかなければいかない事はもっとたくさんあるんだな。と思います。
そして、何よりも車いすで過ごす時間が少なくなるように!
少しずつでも歩いて頂こう。
ソファーで過ごして頂こう。
乗り心地の良い車いすの研究をみんなでしていきたいと実感いたしました。
この体験から、職員全員で車いすの勉強会をしていきたいと考えております。
また、勉強会が行われましたらご報告いたします!